【ＲＥＶＩＥＷ２００３０７月アップ分】

【イリヤの空、ＵＦＯの夏】ラブレター－前編(03.07.28アップ分)

《分類》
　ラジオドラマ－レギュラー(だけど(^^;)
《作品概要》
　浅羽のクラスに突如転校してきた伊里野。彼女の正体に疑問を抱いた浅羽はその鞄を漁るが、それを当の伊里野に見つかってしまう。
　その翌日、訓練のために鳴らされた防空サイレンを聴くと、伊里野は浅羽の手に取り、シェルターに駆け込んでいく・・・。　
《メイン出演者》
　菅沼久義さん(浅羽直之)・広橋涼さん(伊里野加奈)・松本保典さん(榎本)・三木眞一郎さん(水前寺邦博)・雪乃五月さん(須藤晶穂)・冬馬由美さん(椎名真由美)　他
《レビュー》
　第二話を録音ミスしたため、前回分に三木さんが出演していたかどうか不明です。
（話の流れから言って出番はなかったと思いますけど）。
　という訳で、ファーストインプレッション。

　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(絶句！)

　これは、これは、これは、筋金入りの三木眞ファンの自分にも全くの予想外の演技。
　三木さん、超ハイテンションです。ぶち切れています。
　確かに「園原《電波》新聞」なんて《電波》な名前をした新聞部の部長をやっているんですから、キレてても全然ヘンじゃないんですけれども・・・やっぱりどう考えてもヘンです(笑)。
　アレでは《エキセントリック》というより、《アレ》な人です(^^;。
　伊里野が自衛《軍》の園原基地に住んでいると知るや、向日葵の花束を持って教室に乱入。新聞部の部員として勝手に認定してしまう、という展開だけで《電波》なんですけど、それ以前に今回は絶対三木さんの演技の方が《電波》です。

　・・・これ、演出による指示ですよね？　でなければ三木さんがこのキャラにこの演技を当てるとは思えなくて。というか、三木さんがこんな演技をやるのって、初めて聴いたような。「アニメ店長」の殿鬼よりもある意味、キてますね、これは。
　とりあえず、今回は予想と違いすぎて呆然と聴き終えてしまいましたが、次回に期待・・・って次回は多分出番がないか(涙)。
　ともあれ、脇までこれだけの声優陣を揃えている、ということは恐らくアニメ化するんだろうとは思いますので(雑誌にも近日重大発表ありと書いてあるし)、この三木さんの演技の正否についてはその際に改めて検討したいと思います。

【イリヤの空、ＵＦＯの夏】第三種接近遭遇－前編(03.07.14アップ分)

《分類》
　ラジオドラマ－レギュラー(だけど(^^;)
《作品概要》
　中学の夏休みの終わりも近づいた深夜、浅羽直之は学校のプールに忍び込んだ。一夏の馬鹿な思い出となる筈が、そこで出会ったスクール水着を着た少女伊里野が彼の平凡な学園生活を・・・。
《メイン出演者》
　菅沼久義さん(浅羽直之)・広橋涼さん(伊里野加奈)・松本保典さん(榎本)・三木眞一郎さん(水前寺邦博)・雪乃五月さん(須藤晶穂)・冬馬由美さん(椎名真由美)　他
《レビュー》
　さてさて、久々にキャスト決定以来楽しみにしていた作品が放送開始です。
　ライトノベルズ界では、その癖のある文体と物語で(アンチを抱えつつも(^^;)人気を誇る秋山瑞人先生が、初めて書いた(比較的(^^;)一般受けしそうな作品。（・・・「猫の地球儀」なんてＳＦマガジンに載っていても全然違和感ないですからね(^^;）
　まー、一言で云ってしまえば典型的な「ボーイ・ミーツ・ガール」の物語なんですが、物語の転がり方と日常とその裏側に潜む「真実」とのギャップが凄いです。
　ともあれ言葉では相当表現しがたい珍しいノリの作品ですので、ラジオドラマで興味を持たれた方は、とりあえず第一巻だけでも読んでみるといいでしょう。
　自分の場合は・・・十年前に読んでいたらこの作家の信者になっていたかもしれないですね(^^;。流石にこの歳になると諸々スレてしまって(笑)、あの怒濤の展開となる中盤以降を読んでも「ふーん」で済んでしまい、阿鼻叫喚している信者の観察の方が面白く感じてしまった口なので。

　さて、随分話が逸れてしまったので本題である三木さん演ずる水前寺邦博について。
　一言で云えば・・・国家権力の隠蔽した真実を暴くことを使命とする新聞部部長「中学生版(Ｘファイルの)モルダー」です(笑)。や、将来就きたい職業はＣＩＡと広言しているのみならず、容姿端麗、頭脳明晰、常に自信満々、かつ推理力もあり、行動力抜群。しかも陽動術、交渉術に至っては本職の諜報部の軍人(この物語中では未だに帝政が敷かれ、米軍と共に《北》と戦っているという設定)を出し抜くまでする、という実際にいたらとてつもなく嫌な中学生(^^;だったりします。

　もっとも真実に迫りすぎたが故に終盤に差し掛かった早々・・・って、これはネタバレですけどここを読んでいる人間には関係ないから良いでしょう(^^;。どうも巷では死亡説が多いようですけれど、自分的には文庫でのエピローグ(数年後？)で、榎本がやっていた仕事を引き継いでいそうな気がして仕方ないです。や、榎本役が松本さんなので、そのまんま三木さんが後釜に入るという展開が妙にリアルに思い浮かんで。
　で、三木さんの演技・・・と云いたいところですけれど、予想通り第一回では出番ありません(笑)。と云うことで今週は前振りのみということで、三木さんのエキセントリックな演技へのお楽しみは次週！

【今週はお休みですm(＿)m】(03.07.07アップ分)

　申し訳ないですけれど、今週のレポはお休みさせて頂きますm(＿)m。
　さて、ここでレビュー代わりに三木眞情報。
　来週のラジオ「電撃大賞」からラジオドラマ「イリヤの夏、ＵＦＯの空」に三木さん、国家権力の陰謀を暴く使命に萌えた高校生版モルダー(笑)とでも云うべき、水前寺役で出演されます。
　ただ恐らく出番は２話以降(多分３話)からだと思いますけれど、三木さんの演技を楽しむ分には随分面白いキャラだと思いますので是非チェックを！

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