【ＲＥＶＩＥＷ２００３０５】
【魔探偵ロキ】第８話『進め!! 闇野探偵社!?』(03.05.26アップ分)
《分類》
ＴＶアニメ−レギュラー
《作品概要》
ロキが逃亡中の強盗犯に攫われる。ロキは人形に暗号を残し、闇野と繭良自分を捜すように伝えるが・・・。
《メイン出演者》
淵崎ゆり子さん(ロキ)・堀江由衣さん(大道寺繭良)・三木眞一郎さん(闇野竜介)・森久保祥太郎一さん(鳴神) 他多数
《レビュー》
神様の子供(らしい(^^;)の癖に、何ら特殊能力のなさそうな闇野クン。最近に限った話じゃありませんが、漫画・アニメ・ラノベのキャラの戦闘力はフツーの人間である筈のキャラさえ
日々ハイパーインフレーション化している中、その無力さはぶっちぎりモノでしょう。
だが三木さんキャラの場合・・・それがいい！(笑)
・・・と思っていたら、なんだやっぱり神様は神様だったんだ。
まあ蛇神とはちと意外でしたけれども、名前が体をそのまんま現していたわけで。・・・チッ、つまらん(笑)。でもあれだけの力を持っているなら、普段危機に陥ったときにとっとと使えよ、って、この手の漫画ではツッコんではいけないのでしょうね(^^;。
三木さんの演技的には、ＯＰで北欧神話のシーンはもう少し長めだと三木さんのＮＡが堪能できたのに、と残念でしたが、とりあえず今回は北欧神話の解説なんかがあってナレーション系が楽しめたので良しとしましょう。
とりあえず日常のまったりとした闇野クンの日常ぶりも垣間見ることができましたしね。
でもこの手の物語は最初で最後だろうなぁ、このアニメでは(^^;。
どうでもいいですけれど、自分的な印象では
淵崎さんって、どうにも腹に一物抱えていそうなキャラが妙に似合っている気がして(^^;、今回の物語もロキが繭良の遊びに付き合ってやっているというより、単純に嫌がらせに過ぎないと云う気がして仕方ないんですけど。
あとこの回の雰囲気からして、きっと夏コミには
ロキ×闇野本(逆も特殊条件下で可(爆)が沢山並びそうな悪寒(^^;。
や、そんなもの間違っても読まないのでいいんですけども。
（闇野クンがネチネチと蛇嫌いの繭良を、ってフツーありそうなネタの本は出そうにもない所がこの作品らしいつーか(^^;）
【スクラップド・プリンセス】第５話『吟遊詩人の子守歌』(03.05.19アップ分)
《分類》
ＴＶアニメ−レギュラー
《作品概要》
旅をつづける三兄妹の前に吟遊詩人のキダーフが現れる。軽いノリで接してきた彼の正体は賞金目当ての暗殺者だった。キダーフの操る魔蟲の針がかすり意識不明の重体に陥ったパシフィカ。彼女の命を救うため、ラクウェルとレオは薬草があるという太古の遺跡へと向かう・・・。
《メイン出演者》
折笠富美子さん(パシフィカ・カスール)・三木眞一郎さん(シャノン)・大原さやかさん(ラクウェル)・近藤隆さん(レオ)・水島大宙さん(クリス)・小野大輔さん(キダーフ)・野沢由香里さん(バロネス)・間島淳司さん(フォルシス)・金尾哲夫さん(ドイル) 他多数
《レビュー》
残念ながら派手なアクションがあったらしい前回を見逃しているので分からないのですけれど（多分そのシーンでの出番はなかったと思いますけれど）・・・
レオって刺客が操る毒虫を一刀両断できるほど剣術が達者だったんですか？ 最初に登場したシーンでのイメージと落差がありすぎて、その違和感で今回の物語の印象が飛んでます(苦笑)。
今回の物語での三木さんの演技の聴きどころとしては、ごく初歩的な誘導に引っ掛かりパシフィカを守れず、自分を責めるシーン。このシャノンというキャラのウリというか、特徴というのは
ぶっきらぼうで不器用なところなんでしょうけど、テツ同様、三木さんの演技的にはこういった役所は、クール系よりも自分的にはピタリと来ます。特に「妹を守るためなら何でもする」と完全に割り切ってしまっているラクウェルと対照してみると、シャノンというキャラの立ち位置的から云っても興味深いです。「喧しいっ！ 大人しく寝てろっ！」という台詞で声が裏返っているところなんかは、その視点から考えると、三木さんの演技プランを垣間見ることが出来るかな、と。
あと、その台詞に引き続き、激高して
「他人を気遣うのも、善人面も大概にしとけ！綺麗事を云うな！」って、感情を露わにするシーンは「お約束」とは云え、この手の演技での真骨頂ですね(^^)。
というワケで、流石にテツには及ばないものの、三木眞ファン的にはなかなか楽しめる演技が聞けるこの作品を、自分としては今後も応援したいと思います(^^)。
あと、全然三木さんとは関係ないですけれど、今回の暗殺者役のキダーフ役の小野さんというのですか？ 初めて目にするお名前ですが、キャラの造形がよいこともありますけれど、なかなかハマった良い演技をしていました
ねい(笑)。今後このキャラの逆襲と別の役での演技をちょっと聴いてみたいかな、と。
【魔探偵ロキ】第６話『ねらわれた少女』(03.05.12アップ分)
《分類》
ＴＶアニメ−レギュラー
《作品概要》
ある日燕雀探偵社に一人の少女がやってくる。大鳥玲也というその少女は彼女にしか見えないポルターガイスト現象に悩まされていた・・・。
《メイン出演者》
淵崎ゆり子さん(ロキ)・堀江由衣さん(大道寺繭良)・三木眞一郎さん(闇野竜介)・森久保祥太郎一さん(鳴神)・朴王路美さん(ヘイムダル)・子安武人(フレイ)・小松里賀さん(大鳥玲也) 他多数
《レビュー》
本当は先週に引き続き「すてプリ」のレビュー予定だったのですが、
録画ミス(涙)のため、本当は闇野クンがメインらしい再来週に予定していた「魔探偵ロキ」のレビューに変更。
や、「ＬＡＳＴ ＥＸＩＬＥ」にも出演しているという情報は聴いているんですけれど、こちらでは放送されていないし(涙)、「Ｑ」は台詞が一つしかなかったこと以前に、ストーリーが拷問そのものだし(^^;。アレを見て素晴らしい作品だと思える人間が−−
たとえ小学生であっても−−−いるとは思えないんですけれど(爆)。
もっともこちらの作品もアレっちゃアレですよね(^^;。
根元的な問題として、北欧の神々が何が悲しうて極東の島国に大挙してやって来るのか、というものがありますが、それを云っちゃオシマイなので敢えて云いませんけれど(←云ってるって)、登場人物の脳味噌の中身、
特に繭良とフレイの殆ど小学生並みの脳味噌の中身を真剣に案じたいところです。・・・そのための堀江さん＆子安さんというキャスティングなんでしょうけれど。
さて、本題の三木さん演ずる闇野クンですが・・・情報を集めてみたところ
「ロキの子供」みたいですね。上記のように設定がアレなのでこれくらいでは驚きませんけれど
・・・ということは、闇野クンも一応・・・神様なワケでせうか？ 神様にしては威厳もへったくれもない上に、通販霊感グッズよりも霊力がない神様というのは・・・どうなんでせう？
さて、戯れ言はこれくらいにして本題の三木さんの演技ですけれど・・・殆どコジロウですね(^^;。とりあえず今のところは目立った演技の特徴が出てきていません
。や、こーいう作品で斬新な演技をしても一文の足しにもならないと思いますけれど(爆)。
というワケで、大変短いですけれど、今週のレビューはここまでということで、ゴメンナサイ。
【スクラップド・プリンセス】第２・３話
−『半熟騎士の行進曲＆赦されざる者の協奏曲』（03.05.05アップ）
《分類》
ＴＶアニメ−レギュラー
《作品概要》
旅を続ける三人は、山賊に襲われているところを、へっぽこ見習い騎士レオに偶然出会う。彼はドイス・パレットという騎士との対面を望んでいたのだが、その騎士は赤子の「廃棄王女」を谷に投棄して以来、騎士をやめていた・・・(第２話)。
レオのボケのお陰で帝国軍の検問をやり過ごした三人は、宿で働く少女ウィニアと親しくなる。だが彼女はクリスにさらわれてしまう・・・（第３話）
《メイン出演者》
折笠富美子さん(パシフィカ・カスール)・三木眞一郎さん(シャノン)・大原さやかさん(ラクウェル)・水島大宙さん(クリス)・近藤隆(レオ)・川澄綾子さん(ウィニア)・水橋かおりさん(ゼフィリス) 他多数
《レビュー》
とりあえず新番組３本の御紹介が終わりましたので、今週からローテーション第一弾として再び「スクラップド・プリンセス」の御紹介。もっとも
「探偵学園Ｑ」は出番が不安定そうだし「ロキ」で数回に渡りレビューするのは・・・流石の自分でも辛いかも(^^;。
というワケで、やはり今期のメインはこの作品。
作品紹介のページを読むと
「ハートフルファンタジーの決定版」と銘打ち、メインテーマは「家族愛」ということみたいですけれど、設定からしても、雰囲気からしても一歩間違えると(間違えなくても(^^;)
凄まじく暗い物語になりかねないんですよね(^^;。物語＆脚本的にも、演技的にもその辺のバランスを如何にとるかが難しい所でしょうけれど、シリーズ構成は「王ドロボウJING」の吉田玲子さんという事もあって、その辺は心配ないですかね？
さて、ここからが本題の三木さんの演技。原作は全く知りませんので、純粋に画面と脚本、そして三木さんの演技からシャノンというキャラクターを把握していくと・・・やはり「保護者」ですよね？ それは確かに明らかなんですけれど、
その内面は決定的なところでやはり分かりづらい、というのが第三話まで見た見解。
どこまでもクールなところは地なんでしょうけれど、パシフィカに対する態度の決定的なところが分かりづらいですね。ここで「最終兵器彼女」との比較対照のために、少し話が遠回りになりますけれど、彼らが置かれている状況を鑑みてみると
《(恐らく)一神教の支配する世界で、基本的に周りは全部敵。敵じゃない人間は状況に無知な者と宗教心の薄い者のみ》。
根本的な問題として、この世界において《宗教》がどこまで一般の人々の思考と生活を規律しているのか、があります。この辺は我々日本人はピンと来ないものがありますが、キリスト教圏やイスラム教圏だと決定的に影響を与えています。第一話を見る限り、この世界ではかなり近しい個人の感情より宗教的規律の方が上位に来ていることが分かります。
で、その世界の中で
「宗教上の敵」と、しかも
「世界を滅ぼす者」と宣告されたパシフィカを守るということが、どこまで「世界そのものに対する反抗」になるのか。ぶっちゃけて云えば
「世界の全て」とパシフィカを天秤に掛けた場合、どちらに傾くのか、と。
とりあえずまだ序盤と云うことでこの辺の考察の続きは次回以降としますが、とりあえず三木さんの演技的にもいい雰囲気そうですので、次回以降も期待。
あと演技レビューとは関係ないですけれど、
この物語の舞台設定って・・・やはり現代文明が崩壊した後の、遙か未来という「お約束(笑)」だったりするワケでせうか？（で、「廃棄王女」っていうのは、旧文明を復活させる鍵、とかいう物語だと激しく萎えそうなんですけれど(^^;）。
や、物語の鍵を握りそうな謎の魔法使いにしてロリっ子(笑)が水橋かおりさんだしぃ・・・って、これが分かる人間は(^^;・・・ま「その”
たん”禁止」ということで(謎爆)。
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