【REVIEW200202】
【三木眞】青空少女隊−雪国少女隊（２００２．０２．２５アップ）
《分類》
ＯＶＡ
《作品概要》
正式部隊発足記念の慰安旅行にやってきた雪国の温泉にやってきた８０１ＴＴＳの面々。だが、幹事役の鷺ノ宮が例によって例の如く、ギャンブルで会費を使い込んでしまい、彼らが行き着いた先は人里離れた秘境、というのがふさわしいボロボロの宿だった。その宿には何故か零戦や精神注入棒(笑)が置かれており・・・。
《メイン出演者》
三木眞一郎さん(石動拓也)・久川綾さん(羽田みゆき)・折笠愛さん（三鷹ありさ）・井上喜久子さん(鷺ノ宮さくら)・野上ゆかなさん(下連雀ようこ)・若本規夫さん(小西一尉)・梅津秀行さん(剣ケ峰一尉)・京田尚子さん(ばあさん)・八波見乗児さん(じいさん)。
《レビュー》
ＤＶＤ発売記念と言うことで、これから四週にわたって《はじまりの作品》「青空少女隊」の第二期シリーズの御紹介（の予定(^^;）。
と言っても、今更なんですよねー(爆)。一番最初にレビューを書いたのは今は亡き(笑)「アニメＶ」の投稿ビデオ批評コーナーだから・・・何年前になるんだろ？(^^; あ、ちなみにビデオ全７話中、６本採用されてます、自分の批評(爆)。いま改めて考えてみますと・・・投稿する人間、他にいなかったんですかね？ 廃刊目前で(大笑)。
さてさて、第一期と第二期を繋ぐこの番外編。異様にほのぼのした(笑)三木さんのモノローグから始まりますが・・・それは凍死を目前とした石動の幻想と妄想だし(爆)。でもいま聞き直してみると、このＯＰモノローグだけでも必聴かもしれません。今となっては三木さんにこんな役所、絶対に回ってこないものなぁ(笑)。あ、でもナレーションでこの手の演技を披露して下されば、とも思っているのですが。
今回改めて久しぶりに見直してみましたが、ホント〜〜〜にお馬鹿な作品ですけれど(笑)第一期シリーズで培った経験値のお陰で、ホントにスタッフとキャストが楽しんで創り、演じているのが画面の端々から感じられます(^^)。
いや、確かに他にも「お馬鹿な作品」ってのはあるんですけれど、ほのぼのしつつも、製作者の遊びが随所にさり気なく散りばめられ「製作に携わった人間、みんなが幸せ(^^)」なんて作品は滅多に存在しないですからね。
それは三木さんにしても同様で、改めて見直して感じましたが・・・この石動拓也の演技はやはり唯一無比です。当時に較べて遙かに声優としての力量の上がった現在の三木さんでも、この「石動拓也」をいまもう一度演じ直そうとして頂こうとしても再現不能でしょう。この当時の雰囲気、環境、そういうものが全て詰まった上での演技がここにあります。・・・ま、声優陣だと目下の人間がただ一人、ゆかな嬢以外誰一人していなかったと言うのも原因の一助だとは思うんですけどね(笑)。
ともあれ、一度もこの作品を見たことがない方、是非ともこの機会に見てみて下さい。三木さん御本人もインタビューで何度か答えていらっしゃいますがこの作品こそが現在の声優としての三木さんの原点ですから。
更に今回のＤＶＤ−ＢＯＸを購入しますと、漏れなく黒髪の三木さん(笑)の映像も見られることですしね(^^)。
【三木眞】フルメタル・パニック−第４話〜第６話（２００２．０２．１８アップ）
《分類》
ＴＶアニメ
《作品概要》
ガウルンはかなめを誘拐するために修学旅行へと向かう彼女の乗った飛行機ごとハイジャックする。一人連れ去られ＜ウイスパード＞の実験のため妙な薬物を投入されかかったかなめを助ける宗介。ミスリルの救出部隊も作戦を開始するが、二人は輸送機に乗り損ね、敵陣のただ中に取り残されてしまう・・・。
《メイン出演者》
関智一さん(相良宗介)・雪乃五月さん(千鳥かなめ)・ゆかなさん(テレサ・テスタロッサ)・三木眞一郎さん(クルツ・ウェーバー)・根谷美智子さん(メリッサ・マオ)・大塚明夫さん(アンドレイ・カリーニン)・西村知道さん(リチャード・マデューカス)・木村郁絵さん(常磐恭子)・夏樹リオさん(神楽坂理恵)・田中正彦さん(ガウルン) 他
《レビュー》
再び御紹介のフルメタ。実はクライマックスは次週なのですが、三木さんの出番的にはここまでが見せ場だから(笑)。宗介の救出に向かうクルツとマオのコンビですが、相変わらずクルツの緊張感は皆無(笑)。根谷さんとのコンビは流石に共演の機会が多いだけあって新鮮味は少ないですけれど、息はピタリとあっています(^^)。
そして宗介たちの危機に颯爽と奇声を上げて(笑)乗り込んでクルツ。危機を前にしてニヤリと微笑んで戦いに向かうのは、デュマの「三銃士」以来の伝統なのですが、流石にこの手の演技はハマって増す、三木さん(^^)。
が、格好良いところはここまで(^^;。ＡＳ戦、ガウルンの乗るコダールの圧倒的戦力差を見せつけられ、あっさり敗北し負傷。ただ・・・ここに関しては、脚本の方に問題があるような気がして、敵のＡＳの圧倒的能力というのが殆ど描かれていないため、クルツの腕前まで間抜けに思えてしまうのは流石に気の毒かな、と。もっともやられてからが三木さんの見せ場(笑)。
負傷に耐えながら自嘲気味に、自らの敗戦の模様を語るシーン、自爆モード全面展開の宗介をたしなめ、かなめの提案した作戦に乗るシーン。目新しさは確かにないんですけれど、主人公を補佐する兄さん役、という役割を結構楽しく演じられているカンジでグットです(^^)。
そして何より三木さんらしかったのが、かなめとのサシでの会話シーン＆三人揃って絶体絶命の状況に陥ったシーン。この両極の演技が共存し、違和感ないのが(笑)今回のクルツ・ウェーバーというキャラでの三木さんですね(^^)。
あと５話・６話になってやっと見せ場が来たのがテッサ役のゆかなさん。当初は危機感一杯だったのですが、戦闘モードに突入してからはなかなか立派な「大佐殿」ぶりの演技を披露して下さっています。次のシリーズの話では、テッサのボケっぷり(笑)が存分に披露される筈なので、その落差の演技に期待します。
それと以前も書きましたが、雪乃さん。相変わらず演技は素晴らしいですけれど、改めて確信し、それを一言で表現する言葉を見つけました。それは・・・
『 雪 乃 さ ん 演 ず る キ ャ ラ は 「 萌 え な い 」 (大笑)
』
うん、この表現で間違いないでしょう(笑)。この点に関しては再びフルメタを取り上げるときに論証してみたいと思います。
【三木眞】ココロ図書館−第１０話〜第１２話（２００２．０２．１１アップ）
《分類》
ＴＶアニメ
《作品概要》
就任したばかりの新市長がココロ図書館にやってくると聞いたこころ。精一杯のもてなしをしようと張り切るが、市長はココロ図書館への助成金打ち切りを伝えて来たのだった・・・。
《メイン出演者》
斉藤千和さん(こころ)・市原由美さん(あると)・沢城みゆきさん(いいな＆進藤ココロ＜三姉妹の母＞)・三木眞一郎さん(上沢純＆上沢中尉)・金田朋子さん(岡嶋朱葉)・千葉進歩さん(サン・ジョルディ)・冬馬由美さん(百道市長)・浅田葉子さん(秘書)・こおろぎさとみさん(井上ひかり＆あかり)・立木文彦さん(梶原警部)・鈴村健一さん＆藤原啓治さん(愛亀＆ファニートータス)・塩谷浩三さん(百道軍曹)・坂本真綾さん(シュリ)・桑谷夏子さん(うさぎ) 他
《提供》
忠司さまっm(＿)m
《レビュー》
物語もクライマックスに突入。実はこれまでの物語の登場人物が全て過去にココロ図書館、そして三姉妹の両親に関わりのあることが明らかにされ・・・ココロ図書館誕生の秘話が語られます・・・。
で、さてさて、そんなシリアスモード突入での三木さんの演技ですが・・・
美人新市長(笑)の訪問を何故かココロ図書館で迎える上沢っち。そのまんまでは邪魔者扱いなので(爆)、いいなさんに命じられ着ぐるみのうさぎさんに押し込められます(^^;。ここでの芸は多分アドリブも混じっているカンジで、細かいです(^^)。虐げられた経験が多いからこその、味のある虐げられっぷりを披露してくれます(笑)。ああっ、これが三木さんだよなぁ(爆)。
ファニートータスが狙った本に記された三姉妹の父親ジョルディの日記で語られた過去。そこに登場するのは上沢っちの父親(勿論三木さんの二役)。こちらは二枚目の、少々ぶっきらぼうで皮肉屋ではあるけれど・・・芯の強い男です。こちらの演技はなかなか聴けないもので、もう少し脚本を間違えると(笑)主演のジョルディを喰いかねない出来映えでした(^^)。しかし、上沢父・・・子育ては間違ったんですかねぇ、息子があんな女性のお尻ばかり追いかける軟弱者になるようでは(大笑)。
最終話。こころたちは図書館の存続を直訴しに、市長の下へ赴こうとしますが、次々と障害が。でもココロ図書館に関わりのある人たちが次々と現れ、その障害を乗り越えていきます。で、上沢クン、最初に登場し、格好良く苦難を救い、格好良い台詞を賜りますが・・・ガス欠でいきなりリタイアし(大笑)、そして溜息と共に退場します。
・・・君、一体何をしに来たんだ!? ラストシーンの市庁舎前でも唯一出番がないし(爆)。
ともあれ、綺麗に完結した「ココ書」。三木さんが出演している癒し系の物語(但し三木さんだけは癒されませんが(笑)を求めるている方は是非一度ご覧下さい(^^)。
【三木眞】シャーマン・キング−第３０話（２００２．０２．０４アップ）
《分類》
ＴＶアニメ−ゲスト出演
《作品概要》
(意味不明(^^;)
《メイン出演者》
佐藤ゆうこさん・犬山犬子さん・小西克幸さん・林原めぐみさん・田中正彦さん・上田祐司さん・沢海洋子さん・朴ロ美さん・辻親八さん・緑川光さん・堀内賢雄さん・落合るみさん・都村まことさん・伊東みやこさん・堀江由衣さん・高山みなみさん・三木眞一郎さん(ゲスト出演)
《レビュー》
珍しく早めの夕食を取りつつ、何げにテレビのチャンネルを変えていたら我らが眞ちゃん(大笑)の声が聞こえてきたので、早速チェック！(笑)
その番組は「シャーマンキング」。といっても自分、この作品、連載もアニメも本当に何も知らないんですが（唯一知っているのが林原女王が大ボスとして(笑)出演しているらしいということくらい）、とりあえず三木さんは「通りすがりの単なる小悪党」なので問題はナッシング(爆)。
で、三木さんは何しに出演しにきたかといえば・・・
いたいけな幼女を縛り上げ、彼女の大切なモノを奪い(爆)、その悪行の報いを受けて、報復に来た彼女の仲間にフクロにされるため、
です！←基本的にウソは言っていないところがコワイ(笑)。
しかし、何のために通りすがりの悪役を三木さんにやらせるかなぁ、演技的には殆どコジロウ調のただの間抜けな小悪党だから。あ、そうだ、きっと午前中に「ポケモン」のアフレコでもあったんでしょう(大笑)。林原女王も犬山さんも上田さんもいるしぃ(爆)。
かくなる次第で、流石に今回の演技には何の捻りもないので、レビューはオシマイ(^^;。
ただちょっと質問ですけれど、ひょっとしてこの作品って＜死者の霊＞とか＜背後霊＞とか＜精霊＞とかを召還して、無理矢理闘わせるという、とんでもなく罰当たりな作品だったりするんでせうか？(大笑)
今週のラストシーンで林原女王が恐山のイタコをシメて(^^;、何か悪巧みしようとしている雰囲気だったしぃ(笑)。
どなたか、自分の間違いを質して下さることを希望します(笑)＞ＡＬＬ。