【REVIEW200104】
【三木眞】世界でいちばん大嫌い
《分類》
ＣＤドラマ（日高万里原作。白泉社「花とゆめ」連載）
《作品概要》
秋吉万葉は秋吉六兄弟の長女で一番上の女子校二年生。
万葉と真紀。二人が最初に出会ったのは万葉の高一の文化祭。彼女たちの演劇のメイクにやってきたのが真紀だった。オカマっぽい言葉遣いや何となくい
い加減に見える態度に万葉は反感を覚えるが、次第に彼の本当の優しさに気付き惹かれていく・・・。
《メイン出演者》
浅川悠さん(秋吉万葉)・三木眞一郎さん(杉本真紀)・私市淳さん(秋吉千鶴)・瀧本富士子さん(秋吉百華)・桑島法子さん(秋吉十波)・南央美さん＆石田彰
さん(秋吉一久)・高森奈緒さん(松岡扇子)・麻見順子さん(石塚麻子)・伊藤健太郎さん(本庄徹)・森久保祥太郎さん(本庄新)・本庄雅(紗ゆりさん) 他。
《資料提供》
まーちゃんさまっm(＿)m。
《レビュー》
５月２３日に約二年ぶりにドラマＣＤが発売されるということでの御紹介。とは言っても、実は最近まーちゃんさまに送って頂いたので御紹介のわけなんですが、聴いてみると二年前にどなたかに送って頂いて(スンマセン、古い話なので心当たりはあるんですが、どなたか確定できませんm(＿)m)聴いたことあったのでした(^^;。
で、作品概要のところにも書いていますけれど、この作品での三木さんは別にオカマなわけではないのですが(←万葉にゾッコンみたいだし(^^;)、オカマ言葉で喋る軽薄野郎ながらも凄腕美容師。・・・ようわからん設定やなぁ(笑)。
（原作知っている方、宜しかったら詳しい説明お願いしますm(＿)m）。
演技的には昔聴いたときには結構衝撃的だったんですけど、この二年で更に三木さんの様々な役を聴いてきた今となっては・・・それほど吃驚するようなモノじゃないな、と(笑)。
考えてみれぱ三木さんの「オカマ言葉」の始まりと言えば「青空少女隊」のＣＤドラマ内の名作「ザ・カタラヅカ」がありますしね(^^)。あの際の、若本さんたちによるイジメのような演技指導(大笑)が原型かと思うと感慨深いものがあります(爆)。
それでもこの作品内でのオカマっぽい喋りで酒に酔っぱらったシーン＆満員の演劇会場でのキスを迫るシーン(笑)は今聴いても面白いですけどね(^^)。
で、こうなると、新作の方が楽しみかもしれませんね。三木さんのオカマ演技の上達ぶり(爆)もそうですが、主演の浅川さんも随分演技がこ慣れたからでしょうしね（もっとも浅川さんの演技って特徴ありすぎて上達してるんだかしてないんだか極めて分かりづらいんですが(^^;）。
という訳で、新作、楽しみにしたいと思います（＆資料提供、お待ちしております(笑）。
【三木眞】ＰＲＯＪＥＣＴ ＡＲＭＳ
《分類》
ＴＶレギュラー−第２話＆第３話
《作品概要》
その熱い拳で語り合って(笑)互いが仲間と理解し合えた涼と隼人(←半分ホント(^^;)。迫り来るエグリゴリの刺客から身を守るため、仲間を捜すことに。
ＡＲＭＳの共振を手懸かりに探り当てたのは転校生の巴武士。だが彼は・・・他者に責任転嫁することしかできない弱虫のイジケ野郎だった(笑)。
《メイン出演者》
神奈延年さん(高槻涼)・三木眞一郎さん(新宮隼人)・三浦智子さん(赤木カツミ)・上田祐司さん(巴武士)・大本眞基子さん(巴麻耶)・一条みゆ希さん(高槻
美沙)・クロウ(小杉十郎太さん)・アル・ボーエン(緒方恵美さん) 他。
《レビュー》
第１話では復讐鬼として登場した新宮隼人ですが・・・もう既に第２話・第３話であっさり「本性の(笑)」単純馬鹿を現しつつあります(笑)。勿論、まだ
シリアス系の演技が多いわけですが、なんというか格好は付けていても「復讐」が全てで他に何も考えていないというところがいいですね(笑)。
しかもこの「考えていない」というのは＜本当に頭の構造が単純明快＞というところが、普段の三木さんに回ってくる役所らしくなくて素敵です(笑)。普段の三木さんの役はクールでカッコつけながらも・・・実は内心でウジウジしていたり(笑)、絶望感に身を苛まれていたり(大笑)と一皮むけば劣等感の塊の
ような役が多いのですが（三木さん御本人にもそういう側面がないとはいい切れないので余計にそう言う役が回ってくることが多いと思うのですが(^^;）、そういった「暗さ」がない今回の役所は今後に期待大です。
それと同時に、隼人には物語当初、何も知らない涼にＡＲＭＳについての情報を与えるという役所が与えられますので、三木さんのナレーションの演技も楽します。もっとも、既に＜本格的な解説役(笑)＞アル・ボーエンが顔を覗かせていますので、隼人のナレーションも間もなく減ってしまうであろう点は少し残念ですね。もっともその後はアルと隼人の＜どつき漫才＞という楽しみが待っていますけどね(笑)。
しかし・・・巴武士役の上田さんの脅えっぷりは・・・サイコーです(笑)。流石は自分的基準だと＜三木さんと情けな系役の双璧＞の上田さんだけあります(笑)。もっとも、それでも武士の三木さんも聴いてみたかったですけど(^^;。
当初は神奈さん、三木さん、上田さんに加え、高山さんというこのキャスティングに少々疑問を感じましたが・・・それぞれがこれだけ「我が強い演技」を聴かせて下さると、逆にこの面子で納得してしまいました(^^)。
という訳で、キャスティング的には最良だと思いますから、今後も引き続き「ＡＲＭＳ」の不定期レビューを続けてみたいと思います(^^)。
【三木眞】ジオブリーダーズ２「乱戦突破」act.4
《分類》
ＯＶＡ
《メイン出演者》
三木眞一郎さん・こおろぎさとみさん・今井由香さん・久川綾さん・矢島晶子さん・日高奈留美さん・飯塚雅弓さん・山寺宏一さん・大塚明夫さん・長沢美樹さん・冬馬由美さん・辻谷耕史さん・村井かずささん 他多数。
《レビュー》
三木さん演ずる田波洋一のシリアスで曰くありげなモノローグで始まるこの第二期シリーズ最終話。原作でも重要な分岐点となったエピソードを織り交ぜてのこのシーンは作品的にも演技的にも注目度大でしょう。
もっともシリアスなのはこのときだけで、次の瞬間には神楽の最下層社員として本来の姿を取り戻します(笑)。
今回は人間側だけでも５方面(猫側を含めると８方面(^^;)で話が同時進行していますので、それにある程度の決着を付けるべき最終話としては田波クン個人の活躍は少ないかと思いきや・・・オープニングだけではなく、予想外に活躍の場が多く、特に最後のアーバート(CVの辻谷さん、回が進むに連れ、味が
増していってグッドでした)との決着をつけるシーンは・・・まるで二枚目の主人公のようです(大笑)。もっとも、次の瞬間には例によって例の如く、いつもの田波クンの運命に陥るわけですが(笑)。
それにしても、成沢と田波クンが上手くいきそうな雰囲気なのが妙に許せないのは・・・ジオブリの読者＆視聴者殆ど全員じゃないかなぁ(爆)。ここまで幸せになることが望まれていない主人公というのは・・・この田波クンぐらいなものではないでせうか？(爆)
かくして三木さん、予想外に(笑)活躍していたのですが、それ以上に凄すぎたのは入江の山寺さんの演技。ホント、諸手を挙げざるを得ないほどのすばらしさですね。
しかし、更に凄まじい、というか恐ろしいのは・・・この「ジオブリ２」最終回発売のまさにその当日、ミールが地球に落下することを予知した脚本の黒田洋介先生ですけどね(笑)。この事実を＜たま書店＞に伝えてあげればきっと一冊「黒田洋介の大予言」とかいう本を一冊てでっち挙げて下さるのではない
でせうか？(大笑)。
【三木眞】ＰＲＯＪＥＣＴ ＡＲＭＳ
《分類》
ＴＶレギュラー−第１話
《作品概要》
《メイン出演者》
神奈延年さん(高槻涼)・三木眞一郎さん(新宮隼人)・三浦智子さん(赤木カツミ)・一条みゆ希さん(高槻美沙)・クロウ(小杉十郎太さん) 他。
《レビュー》
今週は「ジオブリ２」最終巻を予定していましたが、急遽予定を変更して三木さんが準主役をゲットした新番組「ＡＲＭＳ」のレビューをば(^^)。
キャスト表を初めて見た感想。神奈延年さん(旧．林延年さん)さん以外にも上田祐司さん、高山みなみさん、緒方恵美さん等々、非常に豪華レギュラー陣を見て・・・「すっごい豪華。でも・・・隼人を三木さんって似合ってないなぁ(笑)。巴武士なら似合うだろうに上田さんに取られちゃって(大笑)」。
ですが・・・アニメ版の新宮隼人キャラを見て納得。漫画での少し無骨な古武士のようなキャラから今風のロンゲ兄ちゃんに変身。このキャラデザインじゃなかったら、きっと三木さんのキャスティングはなかっただろうなぁ(爆)。
メジャー漫画ですから御存知の方は多いと思いますけれど、この新宮隼人は物語序盤は自分の村で虐殺を行った男達への報復を誓う復讐鬼として登場。もっとも最近の連載ではアル・ボーエン(予定CV．緒方恵美さん)と＜どつき漫才(笑)＞を繰り広げる単純馬鹿というイメージが強いんですけど(^^)。
という訳で、アニメ版の新宮隼人ですが・・・原作を読んでいると少し違和感があるかな？ もっともこれは三木さんの演技の問題ではなくて、自分が持っている隼人のイメージが「無骨で単純馬鹿」というものだからでしょうけど。
で、改めて三木さんの演技ですけれど、正直に言えば、さほどの目新しさはないかな？ 最近だと「オーディアン」のウォルフに似た方向性ですね。
ただ、この第一話で特筆すべきは隼人のＡＲＭＳ発動シーンでの演技。怒りを極限まで押さえ込んだ淡々とした口調から、一点爆発させるその演技は今後の展開に期待させます。
もっとも・・・やはり楽しみは緒方さんとの＜どつき漫才＞ですけれど(笑)。 原作は最終盤に近づいているようですが、結構長い物語ですのでアニメも１年かけてじっくりと放送してくれるといいんですが、ともあれ、このレビューでも今後取り上げさせて頂きたいと思います。
【三木眞】アルジェント・ソーマ
《分類》
ＴＶ−第１７話ゲスト出演
《作品概要》
突如飛来したエイリアンと交戦状態に入った、20XX年。愛も、記憶も、生きる意味も見えない孤独なモンスター「フランク」と、彼が原因で心と体に深い
傷を負い恋人を失った男「リウ・ソーマ」。二人が愛した女性に似た、エイリアンに肉親と故郷を奪われた少女「ハティ」。
物語は、過酷な運命を強いられた３人の出会い、葛藤、再生と、舞台になる「フューネラル」の個性的なメンバーが、思い悩みつつ成長していく姿を描く。
第１７話は成層圏迎撃パイロットが衛星軌道上に潜むエイリアンに撃墜され、フューネラル基地に緊急着陸するところから始まる。 彼はリウがまだタクト・カネシロだった学生時代の親友だった・・・。
《メイン出演者》
保志総一朗さん(リウ・ソーマ／タクト・カネシロ)・桑島法子さん(ハリエット・バーソロミュー／マキ・アガタ)・紗ゆりさん(イネス司令)・中田譲治さん(マイケル・ハートランド)・子安武人さん(ダン・シモンズ)・井上喜久子さん(ギネビア・グリーン)・堀江由衣さん(スー・ハリス)・高田祐司さん(フランク)
他多数。
ゲストキャラ−三木眞一郎さん(リック・シュタイナー)
《資料提供》
忠司さまっm(＿)m
《レビュー》
たった一回の登場ですが、これで三木さん、尾留川ＰＤ作品、皆勤出演継続を達成ですね(笑)。しかも・・・物凄く三木さんにうってつけの良い役でキャスティングをされた方も「流石」と思わせます。
さて、そんな三木さんの今回演ずる役はと言えば・・・九死に一生を得て、フューネラル基地に到着するなり、ギネビアとスーを口説きに掛かります(笑)。しかも「いつもの二枚目系」とは違い、ラテン系のノリで(大笑)。
しかし一話通して見ると、その演技は非常に多彩で・・・芝居掛かったその口調、基地の女性陣をくどく口調、タクトの親友時代のフランクな口調、そして・・・激しい戦闘の中で未だに宇宙への憧れを純粋に語る真摯な口調、宇宙開発時代のモニュメント、ユリシーズを守るため出撃し、リウに最期の言葉を
告げるその口調。
演技的にも全く非の打ち所がなく、現段階では最良の部類に属していると、三木さんの演技にはとことん採点が厳しい(笑)自分が断言しましょう！
この回の脚本もなかなか良かったですしね。最後の最後までリックはリウの正体に気付いていたのか、微妙な表現しかしていないところなどは好感が持てました。
ともあれ、作品的にも昨年度後半期最良の作品と自分は思っていますので、未見の方は是非とも全話見て頂きたいですね。ちなみに、自分のお気に入りは台詞はそんなに多くないけど、スゥちゃんです(自爆)。
それにしても・・・三木さんが、喜久子さんが演ずるギネビア（このキャラも非常に良い役所で、喜久子さんの演技も非常にグット）を口説いて彼女が顔を赤くするのを見ると・・・「青空」以来のファンとしてはなんか複雑な気がするなぁ(爆)。やっぱ三木さんは喜久子さんの下僕じゃないとぉ〜(笑)。