【REVIEW2000年10月アップ分】
【三木眞】ももいろシスターズ
《分類》
ＴＶアニメ
《作品概要》
原作は「ヤングアニマル」連載中のちょっとＨな４コマ漫画。
詳細は・・・って言うより、実際漫画を読むか、映像を見た方が分かりやすいと思います、ハイ(^^;。
《メイン出演者》
白鳥由里さん・折笠愛さん・岡本麻弥さん・かないみかさん・吉田古奈美さん・水谷優子さん・根谷美智子さん・長沢美樹さん・黒崎彩子さん・石田彰さん・小野坂昌也さん・三木眞一郎さん・松本保典さん 他。
《資料提供(笑)》
亜麻野由羽さん
《レビュー》
うーん、・・・とは言っても、この作品をどうレビューせい!? っていうん
でせうか？(笑)＞由羽さん
この作品、特徴的なのは出演声優陣の殆どが「自分の一番得意（と思われる）
役所を演じている」ことでしょうか？（唯一例外なのが吉田さんくらい？）
白鳥さんは真面目故に(注．少々妄想癖あり(笑)周囲からオモチャにされ、
折笠さん＆麻弥さんは「イケイケお姉ちゃん−大人の女編＆女子高生編(笑)」。
水谷さんは少しピントのズレた天然ボケで、かないさんは相変わらず完全に自
分だけの世界に生き、根谷さんは少し人生に疲れかけている(笑)ＯＬ。
男性陣も石田さんは散々かないさんからヤ○イネタ(^^;にされ、松本さんは
（またまた根谷さんとコンビ競演ですね）スクール水着に釣られ(大笑)、小野
坂さんは何よりも食欲優先(笑)。
そして我らが(笑)三木さんは・・・それなりの二枚目(＆スケベ(^^;)だけど、
折笠さんには頭が上がらず、挙げ句「キープくん(笑)」にされる完璧な軟弱男。
なんだか第一印象的には『殆ど「三鷹エンド」後の石動のその後』といったカ
ンジですね、ハイ(^^;。ですから、演技的には完璧に非の打ち所はないと言っ
て良いでしょう、やっぱり「得意技」だから(笑)。
そういう訳で、この作品を見ていると「非常に懐かしい」カンジがします。
作品的には約２年前だからそんなに古いわけではないんですけどね。
とりあえず古くからの声優ファンにもオススメですし、三木さんの「情けな
演技(笑)」がお好きな方にも是非オススメですので、未見の方は是非一度見て
みて下さい(^^)。
【三木眞】週刊ストーリーランド「なくなるファンレター」
《分類》
ＴＶアニメ−単発モノ
《作品概要》
人気アイドル歌手にして、稀代の女たらし(笑)「速見翔」。ファンに追われて路地裏に駆け込んだ彼は妖しげな老婆から「なくなるファンレター」なる物を買う。このフアンレターを貰った者は「人気がなくなる」ことを知った翔はそれを利用してトップアイドルになっていくが・・・｡
《メイン出演者》
三木眞一郎さん・掘洵子さん・大滝進矢さん・伊藤美紀さん・小林修さん・中嶋聡彦さん 他。
《レビュー》
普段なら気が向いたときにだけテレビをつけ、録画なんて絶対にしないこの
番組なんですが・・・喜久子さんが出演されるような話を聴いて「初めて」録
画したら・・・そこから聞こえてきたのは三木さんの声でした(笑)。やっぱり
正真正銘「憑かれて(苦笑)」いるなぁ＜自分。
ＯＰで自己紹介するシーン、マネージャーに対して悪態をつくシーン、この
辺は「性格の悪さ」が思い切り出ていて、ここまでタチの悪さがでる役回りも
珍しくて新鮮だな、と思ったのは冒頭。
で、ファンの追われるようにして路地裏に駆け込み、ジュースを飲むべく両
替を頼んだ「謎の老婆」が「速見翔」を知らないと知った後の三木さんの演技。
多少口調がぶっきらぼうではあるものの、本質的な演技は途端に田波＆石動モ
ード(笑)に転換。
この後も強気のシーンと弱気のシーンが交互に現れ、久しぶりにアニメ作品
の演技的にはメリハリの効いた演技が聴けましたし、この他にも演技的になか
なか聴き甲斐があったのはモノローグ。訥々と語るタイプのモノローグですが、
三木さん、流暢な流れるようなタイプより、このタイプのモノローグの方がお
得意かな？
あと今回注目したのが三木さんの演技プラン。全体の印象として今回の主人
公は「自分勝手でつけ上がるタイプ」に思えますが、ちゃんと見てみるとこの
主人公は「根は気弱で小心。そんな自分の『真実の姿』を周りに見せるわけに
はいかない」というふうに考えていると推察できる脚本と演技になっていると
思います。
ですから「主人公は『自分のことを全く知らない謎の老婆』の前では素顔が
チラリと垣間見せる」という演技を選択したのかと思わせる演技プランはなか
なか気に入りました(^^)。
といったところで、今回はこの辺で。偶然とはいえ、今回は非常にラッキー
でした(^^)。
【山口勝＆三木眞】グラビテーション
《分類》
ＴＶアニメ
《作品概要》
新人バンド＜ＢＡＤ ＬＵＣＫ＞のボーカル、新堂愁一（ＣＶ．関智一）は、ある日彼の歌詞をけなした美形人気小説家・由貴瑛里（ＣＶ．井上和彦）に一目惚れ。念のために断っておきますが・・・ちなみに二人とも男同士(汗)。 あとの説明は・・・省略(^^;。
《メイン出演者》
関智一さん・井上和彦さん・松本保典さん・折笠愛さん・山口勝平さん・子安武人さん・置鮎龍太郎さん・鶴ひろみさん・三木眞一郎さん 他。
《レビュー》
どうにも未だにアニキン＆フリ探での印象が強いからか・・・勝平さん、三
木さん、松本さんが共演しているとそれだけで笑えてしまうんですけど(笑)、
今回に限り笑えないのは・・・この作品が露骨にヤ○イ物だからでせう(汗)。
なんと言っても、２話連続して和彦さんと智一さんの・・・(大汗)。しかも２
話のラストシーンの意味って、やっぱ・・・(汗汗汗)。
で、男性陣だけ倒錯しているかと思えば・・・恐らくただ二人のレギュラー
女性声優の折笠さんと鶴さんは「夫婦役」だしぃ(^^;。
やたら豪華なんですけど、なんかメチャクチャ頭が痛いキャスティングです、
この作品(^^;。
他にも智一さんの役のキャラデザが某「美少女ゲーム」の「ヒロイン」にそ
っくり(笑)だとかいろいろツッコミはありますが、なんかこれ以上書くとヤバ
イ方面に行きそうなんで(^^;、早めに本題に入りますが・・・
まずは三木さんの役所。＜ＢＡＤ ＬＵＣＫ＞の先輩バンドのリーダにして、
今のところ智一さん＆松本さんを散々いじめる役所。あっさり言ってしまえば
現段階では「ソツなし」の一言ですか。現時点では台詞も少ないですから仕方
ないですが、もっと策謀を凝らして智一さんたちを散々にいびり抜く演技が聴
きたいものですね、ハイ(笑)。でも、ひょっとして・・・三木さんまで「そー
いう方向」に突入していくと辛そうだな、この作品(^^;。
これに対して勝平さんは、いい役所をもって行ってます！ 天才シンガーで
現在は外国で活動中だが、偶々帰国したところでＢＡＤ ＬＵＣＫの公演を聴
くことに。そのライブの最中、観客の中に和彦さんを見付け凍ってしまい歌え
なくなった智一さんを救うべく、歌いながら客席からステージへ登場。大喝采
を浴びます！ こーいう演技が嫌みなく演じられるのは勝平さんの演技の非常
に長所ですね。
ただ、多少感じたのは、勝平さん、相変わらず歌の方は「癖」がありますね。
自分は歌の技術は正直「全然、皆目(笑)」分かりませんが(^^;、勝平さんの歌、
というか歌い方は非常に特色があるので、ある意味「ああ、やっぱり勝平さん
は勝平さんだなぁ」と納得(笑)。あ、念の為に断っておきますが、歌そのもの
は自分的には結構好きだし、結構シーンにあっていたとは思います。
とまあ、まだ２話を終わった時点ですから、とりあえず今回のレビューはこ
んなところで。なんか現在は自分的には「ギリギリ(^^;」の線ですので、これ
以上ヤ○イ色が濃くならないことを切に願いたいと思います、ハイ(^^;。
【三木眞】闇の末裔−第１話長崎編１
《分類》
ＴＶアニメ
《作品概要》
死後の世界の冥府において、死者の生前の罪業を裁く十王庁、その筆頭にある閻魔庁召還課−−別名死神課−−に勤務するのが主人公、都築麻斗（ＣＶ．三木眞一郎）とそのパートナー、黒崎秘（ＣＶ．浅野まゆみ）。彼らは死者でありながら冥府と地上を往来し、人の死に纏わる難事件を解決する・・・。
《メイン出演者》
三木眞一郎さん・浅野まゆみさん・関俊彦さん・森川智之さん。速水奨さん・・西村知道さん・水田わさびさん・白鳥由里さん・今井由香さん・小杉十郎太さん 他
《レビュー》
さてさて、久々の三木さん主演のＴＶアニメということで第一回を見てみま
したが・・・正直な感想。「一体なんなんでしょ、これ？(^^;」
巷で伝え聞くところによると、原作は非常にヒットしているそうですが、第
一回を見た分には、どんなところが人気を呼ぶ原因になっているか解明困難で
した、個人的には(^^;。・・・やっぱり「☆★＠的なところ(^^;」が人気の根
元なんでせうか？(←この先を見続ける為にはそうでない事を祈りたい(^^;)
で、肝心の三木さんの演技ですが、第一回を聴いた範囲では「可もなく不可
もなく」ですね。ていうか、脚本が脚本だったからでしょうが、殆ど印象に残
る演技がありませんでしたね。まあ、概して「すっとぼけた演技」は相変わら
ずお上手だな、と再確認しましたけど。
先週紹介した「ＨＡＮＤ ＭＡＩＤ メイ」なんて、設定＆脚本的には全然
アレですが(^^;、上田さんの演技とラストの三木さんのモノローグだけで「お
釣りが来る」作品でしたが・・・この作品、三木さんの台詞だけは多くなりそ
うですが・・・目新しい演技が聴けるかなぁ？(^^;
どなたか原作に詳しい方、自分の不安が杞憂であることをうち消してくれる
発言をしていただけると幸いです(^^;。
とりあえず第一回を見た範囲では不安一杯ですが、キャストは豪華ですし、
第二話以降、シリアスさを増していく（であろう(^^;）展開に期待、というこ
とで今日の所はしめさせて頂きます(^^;。
【三木眞】ＨＡＮＤ ＭＡＩＤ メイ
《分類》
ＴＶアニメ
《作品概要》
夢は「ドラえもんを作る事」という大学生早乙女和也は、ある日、悪友南原
耕太郎から渡されたＤＶＤ−ＲＡＭ(ウイルス付き(^^;)をパソコンにインスト
ールする。しかし、それがインストールされるや、パソコンは「サイバーテッ
ク社」という名の会社の通販部門に繋がってしまう。そこでいつの間にかメイ
ドロボットを注文してした事になったしまった早乙女の元に現れたのは人間の
１／６サイズの＜サイバードール＞メイだった・・・。
《メイン出演者》
山本麻里安さん・山口隆行さん・高橋美佳子さん・上田祐司さん・氷上恭子
さん・南央美さん・釘宮理恵さん・安田美和さん・井上喜久子さん・神奈延年
さん・三木眞一郎さん他。（林延年さん、改名されたんですね？）
《レビュー》
えっと、またまた三木さんが重要ゲストキャラで「いいところ」を持ってい
った作品ということで、先日までWOWWOWで放送されていた「HAND MAID メイ」
を御紹介。
まあ・・・事前に三木さんが出演されることを知らなかったら多分チェック
しなかったであろう作品ですね、これ(^^;。ていうか、１話目見た時点で止め
ていたかな、と(汗)。
今流行らしい(？)メイドさんモノに、もう以前流行したありとあらゆる作品
がごった煮になったこの作品。殆ど「モロ」に被っているのが「ああっ女神さ
まっ」「めぞん一刻」「エルハザード」。分野的・キャラ的に間接的に影響し
ていると思われるのが「天地無用」「Ｔｏ Ｈｅａｒｔ」「エクセルサーガ」
「ＡＩが止まらない」「御先祖様万歳」「南クンの恋人」「怪傑ズバット(^^;」
「ムテキング(笑)」等々、他にもタイトルは覚えていないけど「どこかで見た
ような」作品・要素が無数にごっちゃになってますもんね(^^;。
それでも、まあ・・・一気に第２話から最終話まで見たからだと思いますが、
そこそこ楽しめたかな、と(^^)。喜久子さんもボケまくりだったから、なんと
なく「青空少女隊」に似た雰囲気も入ってましたしね(^^)。
さてさて、こんな作品の中で三木さんが登場するのは折り返しの第５話。
１／６サイズのメイが「代金未払いのため(^^;」回収されることになり、落
ちこんでいる和也の元に現れた謎の怪人(笑)「サイバーＸ」。ロボコップもど
きの異様な風体からして「堅い系」演技かと思いきや、コジロウ系を軸にした
「如何にも(最終話近くで再登場しそうな(^^;)曰くありげな演技」を披露して
下さいます。この辺の演技は・・・特別のモノではありませんが、キャスティ
ングされた方の期待を裏切らない手堅く、そしてそれなりに味のある演技だと
思います。
で、物語終盤、未来と現在のサイバードールに同時発生したウイルスにより
メイ達が絶体絶命のピンチになった時に再登場！ 見事に彼女らを救い、作中
人物からも「オマエ、いいところででてきて、おいしいところ全部持ってちゃ
ってないか」言われます(^^)。
実は彼の正体はサイバドールのメインプログラム「メイドシステム」の開発
者、早乙女和也の子孫、早乙女拓也だった、とオチもありがちですが、まあ、
こーいうお気楽物語でパターン破りしても仕方ないので良いでしょう(^^;。
で、物語のラストは彼のシリアスで、暖かく、穏やかなモノローグで幕を閉
じます。ここでの演技は・・・ 絶 品 です。三木さんの演技には異様に厳し
い自分が言うんだから間違いないです(笑)。
かつて「青空少女隊」の第一期ラジオドラマ最終話「ラストフライト」で聴
かせてくれた三木さんのモノローグ、その演技としての進化形がここにありま
した(脚本は当然「青空」の方がいいですけど)。
という訳で・・・三木さんファンはこの最終話だけでも是非とも見てみて下
さいね(^^)。
まあ、三木さんの演技以外でも、上田さんの血管ぶち切れ演技(笑)に、恭ち
ゃんの広島弁、イカロボットのイカリヤ(笑)等々、個人的にもそれなりに楽し
める要素があった作品でしたしね(^^)。